雪の思い出

 今月11日は久しぶりに家族で日本橋まで出かけました。昼から雪がひどくなり、寒くて通りを歩くのも苦痛でした。大丸やcoredo室町など暖かい屋内を選んで歩き回りました(徘徊ではありません)。

 越後の小千谷市がわたしの生まれ故郷です。思い起こせば、物心がついたときから、冬にはすでに、2mを越す雪の中で暮らし、小学校までスキーで登校していました。雪道から2階建の屋根に飛び降りて叱られたり、雪の下に池があると知らずに滑り込んで、沈没してあわや凍死しそうになったこともありました。みんなスキーウェア等なくて、ちゃんちゃんこ上着に羽織って、ゴム長靴で滑っていました。

 雪国から離れて、40年近くになるとちょっと雪が降ったくらいで大騒ぎ。「軟弱になったなぁ」と、いまだに豪雪地帯で暮らす老父母や弟妹に笑われそうです。