悲しくてやりきれない

 11月2日未明、義父が急死しました。

 以前より心臓が悪かったのですが、小康状態となり、自宅で静養中でした。とても穏やかな人で、妻を抜きでいっしょに温泉に行ったりしました。

 2日は診療があったので、妻と娘が郡山(義父宅)に向かいました。4日が通夜で、5日が告別式です。でも、3〜4日は元々休診ですが、5日は外来ばかりか、外部の施設の健診もあり、とても休むわけにはいきません。

 開業するときに先輩に「親の死に目にも会えない覚悟がいるぞ。」と言われたことを思い出しました。私に代わりの医師はいませんし、受診される患者さんにプライベートでご迷惑はかけられません。

 「すみませんお義父さん、明日にはお別れにまいります」と、こころでつぶやいてレセプトチェックとカルテ整理をしています。すずらん通信の校正は終わらせました。