鳴呼っ、福島!
今月9〜10日と福島に行って来ました。
昨年11月に逝去した義父の1周忌の法要と原発反対の全国大会に参加するためです。
義父の実家や親戚の多くが伊達市・福島市在住のため、そして墓も福島にあるために福島市での法要となりました。
寺も山間のしずかな所にあり、全くのどかなところです。
でも、「ここは放射線濃度が高くて稲刈りが出来ないところだ。」とか、「いくら柿やねぎ・ニラを作っても誰も買っちゃくれない。」という会話がお坊さんや農家の人から出てくる現実はやはり悲しいものがあります。
そもそも原発さえなければ、もっと早く復興できるのにと、政府・東電とその取り巻きに腹立たしい思いです。
ちなみに、当院で新しい超音波断層検査の機械を購入しました。もちろん、原発事業を廃止したSIEMENS社製です。余談ですが。
「なくそう全ての原発!全国大会」は多くの地元の人たち・労働者・農民・お母さんたちの他、全国から集まった学生・弁護士の姿を見かけました。
心ある医師たちも多く集まっていて、初めて会う人もずいぶんいました。
2つのイベントの掛け持ちはなかなか忙しくて、翌日も診療があるので、帰京後早々に床につきました。