行って来ました!ふくしま共同診療所

 23日福島に行ってきました。もちろん、ふくしま共同診療所の仲間に会うためです。

 診療所は福島駅から10分くらいの場所で、報道や駆けつけた医師・医療機器メーカー・地域の人たちなど沢山の人で込み合っていました。
 その夜のNHKニュースでも放映されたのでご覧の方もいたと思いますが、私もなにげに映ってました(笑)。

 国分寺の本町クリニック院長杉井さんは機械の調整に余念がなく、館林の病院を辞めて4月から専任となる内科の布施さんは、大阪の病院を退職して参加したナースの方と歓談していました。
 建物アレルギーの方に配慮してペンキ等は塗らず、自然の木材をそのまま生かしてありました。待合室には、親子連れでもくつろげるキッズスペースがあり、そこには落合恵子さんが寄贈してくれたという新品の絵本(250冊!)がありました。
 当院のナースや医療事務、受付スタッフなど総勢6人で行ったため、そのまま診療ができそうな雰囲気でした。診療所の事務長に、「1〜2人置いていきませんか?」などと冗談交じりに言われる始末でした。

 昼食を摂った後は、福島大生や地元の方たちと駅前街頭宣伝に参加しました。素朴な高校生が、自分が浪江町から避難してきていること、将来に大きな不安を抱え、それでもここで生きていこうと思うという言葉は、胸を打つ物がありました。