子宮頚癌予防ワクチンの積極的接種勧奨の一時中止に伴う対応ついて
昨日私のところに、杉並保健所長から表題の(依頼)が届きました。
東京新聞や毎日新聞でも報じていますが、予防接種を担っている現場の医師は大混乱です。
だってわかりにくいですよね。ワクチンを勧めているの?だめだと言ってるの?安全なの?危険なの?
また官僚得意の現場に丸投げ?ワクチンを接種して重大な副作用が出たら、担当医師だけの責任?
もちろん医師の責任は免れないだろうけど、データを握っているのは、製造した製薬会社と認可した厚生労働省でしょ?
むかしの公害事件や、血液製剤事件を思い出してしまいます。
当院は、子宮頚癌ワクチンは接種しないと宣言していたから、混乱はないけれど、どうなるんでしょうか?
ふと心配なのが、風疹ワクチンです。
NHKを先頭に、判らなかったら接種を受けましょう、と大合唱ですが、生ワクチンですよ。
もっと冷静に考えてからでも遅くはないと思います。
ちなみに、当院では風疹予防ワクチンは接種していません。