秋の日のヴィオロンのため息・・・

 この間の日曜日に久しぶりで、井の頭公園でジョギングをしました。
 みんなスケジュールがあるので、家族揃って走るのはなかなか機会がありません。
 秋とは思えない暑い日で、良い汗をかきました。まわりの木々もすっかり色づいて、どことなく落ち着いた雰囲気はこの季節独特のような気がします。

 水辺で戯れる子供たちや、語らいながら散策する老夫婦・・・。
 ベルレーヌの詩を思い出しました。
 もう、福島では望むべくもない風景なのでしょうか?
 「東京の人たちはもう私たちの苦しみを忘れようとしてるんじゃないの?」
 原発近くの福島の親戚の言葉が胸に刺さります。